子連れ再婚ってうまくいくの?失敗例から学ぶうまくいく再婚への秘訣!

離婚自体が珍しくない今の時代、子連れであっても再婚するケースが増えてきています。しかし、子連れ再婚をしていくうえでは様々な問題点に直面し、再婚が失敗してしまう事もあるようです。ここでは、子連れ再婚の失敗例を見ていきながら、うまくいく再婚の秘訣を考えていきたいと思います。

この記事の内容

子連れ再婚の失敗例

今度こそは幸せな結婚生活を…と思い、子連れであっても再婚に踏み切る方もいるかと思いますが、いざ再婚してみると現実と理想のギャップに悩むケースも多いようです。

失敗例1

妻の連れ子が全然懐かないし可愛いと思えません。こちらから会話はするのですが、よそよそしく素っ気ないです。そんな子を可愛いと思えるはずもありません。しかも言う事も全然聞かない。(男性29歳初婚、女性25歳、連れ子5歳)

「連れ子がかわいいと思えない」このコメントに衝撃でしたね。そもそも、再婚する前にこちらのご夫婦は子供と過ごす時間を持っていたのかな?と疑問に思いました。相手が子連れだというのは分かっていた事だと思いますし、子供を含めてもっと時間を過ごしていたのなら、懐いている、懐いていないというのは再婚する前に気づいているのでは?と感じてしまいました。

また自分と血縁関係のない子供を受け入れるという事はとても難しい事ですし、時間がかかるものだと思います。子供が小さければ、あまり違和感なく新しい再婚相手を親として認識していく事ができるのかもしれませんが、思春期の子供を連れての再婚は、反抗期を迎える事もあり、なかなか再婚相手と関係を築いていくことが難しく失敗してしまう事が多いのかもしれません。

中学生の子供を持つ、子連れ再婚についての記事も書いていますのでご覧ください。

中学生の子連れ再婚って難しいの?子連れ再婚の問題点とは…

失敗例2

こちらは子連れ同士で再婚し、失敗してしまった例です。

親子関係はお互い良好なんですが、小学5年生と6年生の子ども同士が上手くいっていません・・・。女同士はうまくいかないと本当にうまくいかない。お気に入りの物の取り合いや、好きな人が被ったとかで家でも大喧嘩。学校でも取っ組み合いのけんかになったと、親である我々が呼び出される始末。一生仲良くなることがないのではないかと、心配しています。

子連れ同士の再婚の場合は、親と子供との問題に加えて、子供と子供との問題にも直面します。

また子供が懐かないという要因もあるかと思いますが、「相手の子供を可愛く思えない」もしくは「相手が自分の子供を可愛がってくれない」など、子供を平等に扱えないという問題も発生してきます。

子供同士が喧嘩ばかりしてしまいいつまでも仲良くなれなかったり、どちらかが嫌がらせをしたりという問題も起きてしまうようです。再婚前に子供を含めて会う時間を持っていたりしていたとしても、いざ一緒に暮らし始めると様々な問題に直面してしまうのが現実です。

失敗例3

こちらも、私にとっては衝撃を受ける失敗例でした。

再婚した相手が連れ子の学費を払ってくれない

再婚して生活の面倒は見ているのだから子供の養育費は元夫が払うべきで、再婚相手は払う義務はないとか、自分の子供ではないのだから払いたくないなど、私にはとてもショックな意見がたくさん書かれていました。学費は子供を育てていくうえで必要不可欠な出費です。高校・大学に進学するとなると多額の出費がかかり、相手の連れ子の為にそのお金を出せるかどうかというところにもかかってきます。

大学までの子育てにかかる費用については下の記事でも書いていますが、大学まで進学させて自立させるまで本当に多くの費用がかかります。再婚するという事は、「一緒に協力して育児をして、自立までを見守る」私はそんなイメージでいたので、こちらの意見には本当に驚かせられました。

大学までの子育てにかかる費用はいくら必要?貯蓄の不安を解消するためには…

うまくいく再婚への秘訣とは?

一度離婚を経験をしていると、再婚をする事で本当に自分は幸せになれるのか、という漠然とした不安が生まれ、慎重になってしまうのも当然の事かもしれません。まして子連れとなってくると子供に対する引け目、罪悪感も感じてしまい、次こそは…と意気込んでしまう事もあるでしょう。再婚を成功させるための秘訣を以下にまとめてみました。

再婚相手の子供と会う回数は少しずつ増やしていく

子連れ再婚をしていく上で最も大切な事。それは「子供の気持ち」です。幸せな子連れ再婚をしていくためには、再婚相手と子供が過ごす時間を大切にした方がうまくいくようです。再婚相手と子供には血のつながりはないため、一緒に過ごした時間も短く、いきなり再婚となってしまうと失敗してしまう事が多いでしょう。

焦って再婚する事は避け、お互いの家を行き来したり、一緒に遊びにいったりと長い時間をかけて一緒に時間を過ごす事が大事です。また初婚の場合、子供がいる生活というものにも慣れていませんので、週末に泊まりに行ったり旅行に行ったりと長時間で一緒に時間を過ごす事も必要です。何も知らないまま再婚し、こんなはずではなかった…とならない為にも、ゆっくりと時間をかけ会う回数を増やしていきながら、相手や子供の事を知っていきましょう。

相手に無理強いをしない

再婚相手に、理想の家族像を押し付けるなどの無理強いをしない事も重要な要素となってきます。2人でつきあっている間は、理想を押し付けていなかったとしても、家族となってはそうはいかない事もでてきてしまう事もあるようです。上手くいっている夫婦は、理想を押し付けあうのではなくお互いの意見を尊重し、あるべき姿でそれぞれの家族という形を求めています。

ネガティブ思考を断ち切る

今まで子供がいなかった生活をしていた人、今まで子供と2人で自由に生活をしてきた人、様々な形があるかと思いますが、いざ再婚して「家族になる」時に過度に心配してしまったり、不安になってしまったりする事もあるでしょう。決して簡単な事ではありませんが、失敗や不安を恐れずに、前向きに生活を送って事が大切です。

ネガティブな気持ちになってしまう時もあるかもしれません。しかし、ネガティブな想像ばかりをするのではなく、「絶対に幸せになる!」というポジティブな気持ちを持って明るい未来を作っていきたいですね。

お金に関するルールを決めておくこと

子連れ再婚をした際に多くの方が直面するのは「お金」の問題。特に子育てをした事のない初婚の男性が、最初に驚くのは子供にかかる費用だそうです。事前に、教育費や養育費としていくらぐらいかかるのか説明しておき、生活をしていく中でお互いがどのようにお金の管理をしていくのか、再婚する前に話し合いを持っておくことも大切です。

元夫・元妻の悪口を言わない

離婚後、一人で子供を育ててきていると次こそは再婚で幸せになりたいという気持ちにもなるでしょう。子連れでの再婚の場合、その思いは強くなり、つい前の結婚生活を思い出してしまったり元夫・元妻の悪口も言いたくなってしまうかもしれません。しかし、子供にとっては血のつながった親であり、聞きたくないと思うでしょうし、辛い事だと思います。別れた後は他人かもしれませんが、再婚相手にとっても前の夫・妻の悪口を聞くのはあまり良い気持ちがしません。幸せな再婚の為には、悪口を言うのは控えましょう。

まとめ

いかがでしたか?子連れで再婚をするという事は簡単なものではなく、様々な問題に直面するという事が分かりました。再婚相手とは自分の子供を含めてたくさん会う時間を持ち、常に「子供の気持ち」を最優先にして、幸せにな再婚をしていきたいですね。